ディスクブレーキロードバイクってどうなの?

近年新車で発売されるロードバイクがディスクブレーキ仕様になっていて、特にハイエンドモデルは必ずと言っていいほどディスクブレーキ仕様になっています。


さて、ディスクブレーキのロードバイクが近年騒がれていますが、一体何がすごいのか、とても気になる点だと思います。

メリット、デメリットを含め、いろいろ紹介していきたいと思います。

メリット

ブレーキの利きがいい、圧倒的に

決してリムブレーキ仕様のブレーキが利かないわけではないのですが、ディスクブレーキと比べると、どうしても止まるのに力が必要となります。
リムブレーキはワイヤー式、ブレーキレバーを握るとワイヤーが引っ張られ、ブレーキキャリパーを動かし、ブレーキシューとホイールのリムをはさむ事によってブレーキがかかります。
手が比較的小さめの方や女性ではブラケットポジションから力を入れにくいため、制動距離がディスクブレーキ仕様に比べ伸びる傾向にあります。

一方ディスクブレーキ仕様はワイヤー式のものもありますが、基本油圧式。
軽い引きで強力なストッピングパワーを得ることができます。
自動車に使われていることからもわかる通り、性能に申し分ありません。
2000年頃からオフロード界では油圧ディスクブレーキはもはや常識です。
それを考えると今後はロードバイクもディスクブレーキ仕様が普通になるんでしょうね。

ディスクブレーキはガツンと利くと思っている人も多いようですが、実際はかなりマイルド。ホイールロックするほど利くわけではないのでご安心を。

雨の日でもブレーキ性能が変わらない

リムブレーキ仕様のロードバイクで雨の日を走行したことがあるでしょうか?
雨の日は砂利を含む水がリムに付き、ブレーキをするたび砂利を引きずります。
そのため雨の日の走行後はリム部分に砂利が原因による傷が無数に入っています。
あまり雨の中自転車に乗ろうとする人はいないと思いますが、レースに出場する人は雨の日でもレースは開催されることがほとんどなので、ブレーキを掛けるたびに嫌な音がリム付近からするんです。リムが削れる音を聞くのは本当に苦痛です。

その点ディスクブレーキ仕様は路面よりブレーキローターが高い位置にあります。水を含んだ砂利を巻き上げてローターに付くなんていうこともほとんどありません。あったとしてもローター表面がつるつるなので水分はほとんど残りません。

結果、雨の日でもブレーキ性能はほとんどといっていいほど変わりません。

ホイールのリムが削れない→結果長持ち

リムブレーキ仕様のロードバイクはブレーキを掛けるたびにリム部分に負荷を掛けています。その結果

デメリット

重量が重くなる…

ディスクブレーキの強力なストッピングパワーを受け止めるためにフレーム、ホイール共にブレーキに耐えられるような剛性を与えられます。 そのため負荷かかかる部分に強度アップが図られています。

そのため、ホイール、フレーム共に重量が重くなる傾向にあります。ロードバイクでの重量増は走りに即座に影響をもたらしますので、この点が気になってディスクブレーキロードバイクを導入できないという方もいるようですね。

いままで使用していた機材(ホイール、ブレーキ、フレーム)が使えない

以前はディスクブレーキロードバイクでもエンド規格がメーカーによりさまざまでした。

最近はディスクブレーキの規格がある程度固まってきました。フロント100mmで12mmスルーアクスル、リア142mm、12mmスルーアクスルがロードバイク業界の標準となりそうな流れです。

ロードバイクのリムブレーキ仕様のエンドはフロント100mm、クイックリリース、リア135mm、クイックリリースとエンド幅の違い、またクイックリリースではブレーキをかけたときにホイールが外れる可能性もあるので、クイックリリース式はディスクブレーキ仕様では採用されません。

その理由はブレーキを掛けるとホイールが外れる方向に力がかかるため。

スルーアクスルならフレームとホイールががっちり固定されるので、そのようなことはありません。

レースで使えない場合もある…

現在北海道のレースでディスクブレーキロードバイクで出場が認められているのは、ニセコクラシックとツールド北海道のみ、しかし今後のJCFの規約改編などにより、変更となる場合がありますので、まだまだディスクブレーキロードバイクでは確実にレースに出られるわけではありません。しかし今後は間違いなくディスクロードバイクでも出場できることになるのは確実です。

これから発表となるであろう北海道車連からの情報を待つしかありません。
ディスクロードにお乗りの方でレースに出たい方は朗報に期待しましょう。

レースに出ないならディスクロードを選ばない理由はありませんね。