VENGE PRO(S-WORKS VENGE)ってどこがすごい?

VENGE PROを導入してから1年が経過しているので、ここで改めてVENGEのどこがすごいのか、トレーニング、レースでの経験を含めて紹介していきたいと思います。

ヴェンジ、速いですよ~(笑)

VENGEについておさらい

VENGEとはアメリカの自転車メーカーSPECIALIZED(スペシャライズド)が製造するエアロロードバイクです。
スペシャライズドにはオールラウンドモデルのTARMAC(ターマック)、そして空気抵抗の低減を極限まで突き詰めたエアロロードがVENGE(ヴェンジ)、石畳などの道路も走行できるROUBAIX(ルーベ)、アルミロードのALLEZ(アレー)など、ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクやファットバイクなども手掛ける自転車メーカー。

近年、人気のパワーサドルやサイクルウエア類、シューズやヘルメットなどの開発も手掛け、コンポーネント以外はスペシャライズドの商品で揃えることができるほど種類が豊富で評価も高い商品を開発しています。

VENGEといってもグレードにより、電動デュラエース組のS-WORKS VENGE(1,375,000円)と電動アルテグラ組のVENGE PRO(797,500円)の二種類があります。コンポーネント、ホイール、タイヤの違いだけでフレームは共通。フレームに記載してあるロゴがS-WORKSかSPECIALIZEDの差だけ…。

価格差は577,500円。どちらを選んでも満足できる性能を得ることができます。

流石に家族がいるので、S-WORKSは買えませんでしたが、電動アルテグラ仕様のVENGE PROでも十分気に入っています。

それにしてもS-WORKS VENGEは高すぎです…。

ということで、チョット前置きが長くなりましたが、下記より乗車レビューです(^^)/

平坦走行

ローテーションを組んで走行しているトレーニング時でもエアロ効果が優れているため、40km/h維持がとても楽です。チーム練習の時には45km/h近く出ていることもありますが、本当に楽でもっと速度を上げたくなるくらいです。

集団走行だから速度維持が容易ということもありますが、単独走行時でも以前乗っていたロードバイクよりも楽に感じます。これはフレームの特性ということもあるのでしょうが、装着されているホイール「ROVAL CL50」の効果も大きいのかなと思っています。

S-WORKS VENGEに装着されているホイールは「ROVAL CLX64」。

当然平坦はこのホイールのおかげでS-WORKS VENGEはVENGE PROより平坦の速度維持がもっと楽になるとは思います。(CLX64は使ったことがないのでわかりません…。)

スプリント時

1000W以上の出力で踏み込んだ場合、ターマックの場合はすぐに反応して進むという感じですが、VENGEはあとで力が増幅されて進んでくれるような感じを受けます。その証拠に止まっている状態でクリートをつけ、踏み込むとチェーンステーが歪みます。

ターマックSL4あたりはガチガチでかなり硬いフレームですが、VENGEではTARMACと比べやわらかい設計になっているようです。

その反面、BB周辺は剛脚スプリンターのパワーを受け止めるため、TARMACよりかなり硬く感じます。

山登り

CS-R8000

新型VENGEは登りもなんなくこなしてくれます。

実際の計測でVENGE PROの重量は8.2kgあるので、決して軽く登ってくれるわけではありませんが、クライムバイクと比較して極端に劣っているとは思えません。

思ったより登りも問題なくこなしてくれます。正直登りの性能は全く期待していなかったので、うれしい誤算です(笑)

下り坂

VENGE PRO

VENGEの一番生かせるステージは下りだと思っています。

少し踏んで下りに入ると他のロードバイクの人にすぐに追いつくことができます。

集団で下っているときは何もしない状態でも前の人にどんどん近づいていくので、逆にブレーキをかけていることもしょっちゅうです。

恐ろしいです。VENGEの速さ…。

まとめ

フロントディスクローター

勝利を得たいならVENGE一択ではないかと思います。

最高峰ロードバイクは同社ターマックやピナレロのドグマF10やF12など、有名ハイエンドモデルは存在しますが、ヒルクライムでもVENGEで優勝している人もいますし、当然ロードレースでも数々の勝利を収めているのは有名な話。
VENGEの購入は絶対に後悔しないと思います。

某雑誌でも空気抵抗が圧倒的に少ないロードバイクとして第3世代VENGEは紹介されていました。エアロロードの有名どころではキャノンデールのシステムシックス、トレックのマドン、ジャイアントのプロペル、サーヴェロのSシリーズ、キャニオンのエアロード、コルナゴのコンセプト、リドレーのノアあたりかなと思いますが、自社の風洞実験施設Win-Tunnel(ウイントンネル)で幾度となくテストを行い、どのエアロロードよりも軽く、空気抵抗が少ないので、レースでいい結果を得られるでしょう。

このロードを買ったらレースでいい結果を出さないと周りから「そのロードでこのタイム?」ってバカにされるかもしれませんので、必然的にトレーニングをしないといけなくなります(笑)。

レースをしないなら全く必要のない機材だと思います。
見た目がかっこいいので、お金のある方は趣味として保管するというのもアリかもしれません。

僕のことをレースで見かけても貧脚なので、あまりあおらないでね(笑)