サイクルオプス フリーボディ分解してみた

今日は時間が多く取れたため、サイクルオプスのパワータップのフリーボディの分解、グリスアップをすることにしました。

最近若干動きが渋くなってきたかなと感じていたところだったので、使用距離も伸びていたし、また、外は雪が降っているためちょうどいいメンテナンス日和(´Д`)

ということで、早速分解していきます。

スプロケットを外す

お決まりの工具でスプロケットを取り外していきます。

使用工具はスプロケットリムーバーセット

このようにかけて立ちあがり、体重を利用して上から力をかけるようにすると簡単に緩みます。

続いて、フリーボディを抜く

フリーボディは引っ張るだけで簡単に外れます。フリーボディ内にあるベアリング2個を抜き出し、グリスアップしていきます。

フリーボディーのスプロケット取付部分に1.5mmの六角ボルトが刺さっているので六角レンチを使って取り外しておいてください。おそらくベアリングが外に飛び出してこないようにロックするものだと思います。がっちり噛みこんでいるので抜けてくることはまずないと思うのですが、メーカーで考えている事ですから抜けた事例があるのでしょうかね…。

ベアリングを抜く

ここからが難関です。本来ベアリングを抜くにあたり専用のベアリングツールが必要です。普通に購入すると8000円程度する高価な工具です。

1年に1回使うかわからない工具にお金をかけられないので、住宅にあるものを物色。ほどほどに頑丈で安い塩ビ管が使えればいいなと考えていたところ、水道用塩ビ管VP13がベアリングを抜くのにちょうどよさそうな大きさ。

これをフリーボディのベアリングのところに使えないかと試したところ、ジャストフィット!ちょうどベアリングの中央部にあたり、これを使えば叩き出せそうなので、これを使うことにします。

逆にフリーボディ側にはVP25の塩ビ管のソケットを当て、叩き出してもベアリングが飛んでいかないように保護。また直接床に置かないため、フリーボディも痛めない!しかも材料代も激安数百円でホームセンターで揃うものばかり!安く済みそうな予感(^^)/

この塩ビ管類を使い100円ショップで購入したゴムハンマーを使い、一気に叩き出します。

数回たたいて問題なく外すことができました!

ついでにフリーボディ内部のきれいに洗浄。あまり汚れないはずなのに清掃前は真っ黒でした…。

ベアリングにグリスアップ

ベアリングのシール専用はがしを使って取り外します。

精密ドライバーでも外せるのですが、ベアリングシールを痛めてしまう可能性があるのでベアリングシール取り外しの専用工具を使います。

専用品はやっぱり違いますね、すんなり取り外せました。

写真では外側から取り外ししていますが、内側から作業した方がすんなり外れます。

ベアリングにグリスアップ

パーツクリーナーでしっかり洗浄後、グリスアップしていきます。

ベアリング部分にグリスアップしていきます。

使用推奨グリスはリチウム石けんグリス。しっかりベアリング対応と記載されているので耐久性も高いと思われます。

最初はグリスの抵抗があるので回り方が硬いですが、使うとすぐに回転が良くなります。またベアリングのボールに少しでもグリスの入りをよくするために注射器のようなものを今回用意しました。

ついでにフリーボディを外した内部にもベアリングが使われています。本来ベアリングには専用品を使うのでしょうが、同じくリチウム石けんグリスを使うことに。ベアリングシールを取り外し、グリスアップしました。

ベアリングを戻す

ベアリングを戻すためにボルトやワッシャーなどを使って均一に圧入していきます。ここでは間違えてもハンマーでたたくなどしないように慎重に行います。

BB圧入用の工具を持っていたので、今回はこれを使うことにします。

ブリーボディのベアリングは奥に収まるのでこの道具だけでは圧入できません。そのため追加で家に転がっていたナットとワッシャー、VP13の切れ端などを使い、圧入してみました。ゆっくり慎重に…

なんとか無事完成!

あとは取り外した順番とは逆に戻していくだけです。

ついでにフリーボディがスプロケットに噛みこんだ跡が結構目立っていたので、鉄用棒ヤスリでバリを取りました。

まとめ

今回は引っ張るだけでフリーボディが取り外せたので問題なかったのですが、シマノのホイールはこのように簡単に取り外すことはできません。

シマノのホイールはこの作業をするにあたり、専用のブリーボディ外しが必要ですが、メーカーではブリーボディの分解するなと謳っているので、現在はその工具も販売されていません。メルカリではたまにオリジナル工具も出品されているのでシマノホイールをお使いの方はそちらをご確認ください。

ということで簡単にできるブリーバブボディのグリスアップ、回転がスムーズでないようでしたら一度試してみてはいかがでしょうか。

まあ、お金があるならフリーボディ買った方がいいのかもしれません。手間は結構かかりますので…